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フェルディナント
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私が強敵と目し、時に上回っていると思って
いた相手の足元にも及ばなかったのだから。
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フェルディナント
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力が足りなければ努力し続け、優秀な
存在になる……それこそが貴族なのだよ。
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エーデルガルト
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貴方が努力し続けることは、貴族とは
何も関係ない。貴方の優秀さも。
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エーデルガルト
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私が評価し、仲間であってほしいと
思うのは、ただのフェルディナントなのよ。
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フェルディナント
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生まれた時から優秀であれと求められ、
その期待に応えられない者は家を出る。
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フェルディナント
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その環境こそが優秀な貴族を生み出し、
優秀な貴族がまた厳しい環境を作り出す。
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エーデルガルト
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……ふふ。貴方は、私の目指す世の形が
間違っていると言うわけね。
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フェルディナント
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例えば、多くの民に教育の機会を与え、
そこから徐々に上に立つ者を選ぶとか……。
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エーデルガルト
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そこまで、そこまでよ、フェルディナント。
今はまだそういう話をすべきではないわ。