ベレト & クロードＣ / houses.fedatamine.com

	翠風の章
受注可能:	Until 涙のわけ

クロード enters the scene

ベレト enters the scene

クロード

よう、先生。相変わらず愛想のない顔してんなあ。

クロード

達観なのか諦観なのか…… はたまたあらゆる事象に無関心なのか……。

クロード

おっと、失礼……。悪気はないんだ。むしろ先生には興味津々でね……。

クロード

ちょっと話を聞かせてくれないか。今なら時間あるだろ？

構わない
忙しい

クロード

流石は、先生。新米教師にしちゃ上出来な対応だ。

クロード

おいおい、あんたも教師なら積極的に生徒と向き合わなきゃ駄目だろ。

クロード

とはいえ、ついこの間までは、血生臭い戦場に身を置いてた傭兵だったんだもんな。

クロード

いきなり教師になれったって、そりゃあ無茶な話だと思うよ。

クロード

戦い方は、親父さんから学んだのか？

そう
違う

クロード

親父さん、元騎士団長なんだろ？傭兵としても活躍してたようだしな。

クロード

そうなのか？　だが、教えは受けてなくても親父さんの戦い方を見てきたんだろ。

クロード

しかし、あんたも傭兵になっちまって、母親は寂しかったんじゃないのか？

母親はいない

クロード

あ、そうか……じゃあ、ずっと親父さんに戦場を連れ回されてたってわけだ。

クロード

俺たちと同年代だってのに、その落ち着きようは妙だと思ってたが……

クロード

大きな屋敷でぬくぬくと育ったような貴族の子弟たちとは根本から違うわけだ。

クロードも貴族に見えない

クロード

おっとっと……これでも同盟諸侯の筆頭格、リーガン公爵家の嫡子なんだが。

クロード

とはいえ俺も、他の貴族たちのようにぬくぬく育ってきたってわけじゃない。

クロード

だから、もしかするとあんたとは気が合うかもしれないぜ？

クロード

級長として協力できることはするよ。これからも気軽に話しかけてくれな。