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マリアンヌ
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今日も快晴ね、ドルテ。
ふふっ、みんなも気持ち良さそう。
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マリアンヌ
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……! フェルディナントさん。
な、何かご用でしょうか?
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マリアンヌ
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……不快にさせて、ごめんなさい。
私の言葉なんて……気にする必要は……。
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マリアンヌ
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遠縁ではありますが、血の繋がりなんて
ないようなものですから……。
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フェルディナント
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なりたい者が貴族になれるわけではない。
貴族に生まれたからこそ、貴族になる。
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マリアンヌ
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そんなこと、わかっています……。
だから私は……
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マリアンヌ
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私のことは、無責任な人間だと思ってくれて
いいって言ってるじゃありませんか……!
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マリアンヌ
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私も両親も、この血筋と紋章のせいで
散々、翻弄されてきました……。
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マリアンヌ
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それでも、貴族の養女として、最低限の
責任は果たすつもりでいるのに……。
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マリアンヌ
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まだ何か足りないって言われても、
私には……私には、もう……!
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マリアンヌ
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現状なんて、変えようがありません。
もう、いいんです……。諦めてますから。
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マリアンヌ
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はあ……はあ……。
主はなぜ、私にこんな受難を……。