エーデルガルト
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エーデルガルト
volume_up
同盟が終われば王国……
立ち止まっている暇はない。
エーデルガルト
volume_up
いえ、むしろ立ち止まってしまうと、
勢いが失われてつけ入る隙となる。
エーデルガルト
volume_up
将兵は休ませてあげたいけれど……
今は士気の維持を優先して、師。
エーデルガルト
volume_up
……それと、あのことを口外したら、
たとえ貴方でも許さないから。
エーデルガルト
volume_up
アドラステア帝国の皇帝を怒らせたら
どうなるか、わかっていないようね。
ヒューベルト
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ヒューベルト
volume_up
クロード=フォン=リーガン。
面白い男でしたな。
ヒューベルト
volume_up
感情溢れるように見せながら、
常に理性的に計算して行動している。
ヒューベルト
volume_up
愚か者……失礼、常人は敗北など考えず、
不退転の決意で戦いに臨みますが……
ヒューベルト
volume_up
勝敗の確率を考慮し、負けた場合の対応も
すべて用意しておく……流石でしたよ。
ヒューベルト
volume_up
そのすべてを受け止めてしまう貴殿は、
何と形容すればいいかわかりませんがね。
フェルディナント
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フェルディナント
volume_up
大勢が決まれば、争いをやめる……
同盟貴族の決断に、私は感動しているよ!
フェルディナント
volume_up
それこそが民を思う貴族の姿だ。
先生もそうは思わないかね?
フェルディナント
volume_up
戦争が長引いて最も苦しむのは、
まさしく戦地に住まう民衆なのだから。
フェルディナント
volume_up
だが……貴族連合である同盟と違い、明確な
王家を持つ王国は、そうはいかぬだろうな。
リンハルト
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リンハルト
volume_up
聖廟を探索してました。
あそこは面白いですね。面白いですよ?
リンハルト
volume_up
聖墓へと降りるための仕掛けも
あるんですけど、動かす方法は不明です。
リンハルト
volume_up
研究するにも何も資料がないんだよな……。
いっそ大司教を捕まえてくるとか……。
リンハルト
volume_up
そうですねえ。
どっちが面倒かは考えなくてもわかります。
カスパル
link
カスパル
volume_up
デアドラでオレの親父に会ったか?
カスパル
volume_up
オレたちに代わって、リーガン領の統御と
同盟領民の民心掌握を担うらしいぜ。
カスパル
volume_up
まあどういう意味なのか、
オレにはよくわかんねえんだけどな。
カスパル
volume_up
やっぱそうだよな!
オレもしっかりしなきゃいけねえしなあ。
カスパル
volume_up
え、いいのか? てっきり勉強しろって
言われるかと思ってたぜ。
カスパル
volume_up
……いや、これはオレ、先生に
試されてんだな。しっかり勉強するからな!
ベルナデッタ
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ベルナデッタ
volume_up
あたし思うんですけど、
引き籠もりって戦争向いてないですよね。
ベルナデッタ
volume_up
全然、新しい情報が入ってこないですし、
攻められててもまったく気づかなそう……
ベルナデッタ
volume_up
下手したら、誰にも知られぬまま、
戦火に巻き込まれて死んじゃうとか……。
ベルナデッタ
volume_up
あ、でも、ほら、あたし、部屋からは
こうして出られてますし! 大丈夫……?
ドロテア
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ドロテア
volume_up
レスター諸侯同盟が、なくなったんですね。
同盟の300年の歴史に、終止符が……。
ドロテア
volume_up
こうして歴史が動いた瞬間が、
後世には歌劇になるのかなあ。
ドロテア
volume_up
先生の役は、きっと当代一の美男子が
務めるわね。
ドロテア
volume_up
そして、歌姫はエーデルちゃん役。ふふっ、
真偽に関わらず、恋愛関係にされそうです。
ドロテア
volume_up
先生の役は、きっと
その時の歌姫が務めるわね。
ドロテア
volume_up
いえ、歌姫はエーデルちゃん役かしら。
……どう思います?
ペトラ
link
ペトラ
volume_up
王国、いつも、寒いです。
わたし、不得意、です、寒い場所。
ペトラ
volume_up
ブリギット、寒い、ありません。
寒さの精霊、いません。
ペトラ
volume_up
フォドラの女神、寒い、防ぎますか?
方法、知る、望みます。
フェリクス
link
フェリクス
volume_up
……フン、わざわざアリアンロッドまで
出てくるとは、親父殿もご苦労なことだ。
フェリクス
volume_up
次に攻め入るのは王の守るフェルディアか、
父の守るアリアンロッドか……
フェリクス
volume_up
チッ……舐めるな。
俺とて、とっくに腹をくくった。
フェリクス
volume_up
フン……
お前もせいぜい腹をくくることだな。
アッシュ
link
アッシュ
volume_up
デアドラが落ちて、
同盟諸侯は帝国に降った……。
アッシュ
volume_up
傷つく人も最小限で済みましたし、
上手くいったってことでいいんでしょうか。
アッシュ
volume_up
……だけど、きっと王国は
同じようにはいかないんだろうなあ。
シルヴァン
link
シルヴァン
volume_up
レスターの次はいよいよファーガスですか。
ああ、ほんと、やりにくいなあ……。
シルヴァン
volume_up
なあ先生……今からでも、
わかり合う道っつーのはないんですかねえ。
シルヴァン
volume_up
まあ、皇帝陛下もあの頑固野郎も、端から
和解する気なんてないんでしょうけどね。
シルヴァン
volume_up
うわっ、潔く言い切りやがりましたね。
……まあ、わかってますよ、そんなことは。
シルヴァン
volume_up
ほんと……昔馴染みを相手に
殺し合いを仕掛けるってのは嫌なもんです。
シルヴァン
volume_up
ま、そんなのはみんな同じか。
弱音ばっか吐いてもいられませんね。
メルセデス
link
メルセデス
volume_up
クロードを殺さずに済んで、
本当に良かったわ~。
link
メルセデス
volume_up
ねえ、次は王国と戦うんでしょう?
それから……教団とも。
link
メルセデス
volume_up
ディミトリやレア様と戦わずに
済む方法は……ないのよね、きっと……。
link
メルセデス
volume_up
クロード……仕方なかったとはいえ、
本当に、残念だったわ~……。
link
メルセデス
volume_up
ねえ、次は王国と戦うんでしょう?
それから……教団とも。
link
メルセデス
volume_up
エーデルガルトは、ディミトリもレア様も、
容赦なく斬り捨ててしまうのかしら~……。
アネット
link
アネット
volume_up
あたしたち、歴史的な瞬間に
立ち会っちゃったのかもしれませんね。
アネット
volume_up
何百年も後の史学の本にも、
先生やエーデルガルト様の名前が残るかも。
アネット
volume_up
え、どうして恥ずかしいんですか?
歴史を動かすなんて、凄いと思いますよ!
アネット
volume_up
だけど、あたしたちがやったことが
正しいのかどうかを決めるのは……
アネット
volume_up
あたしたちじゃなくって、
たぶん、後の時代の人なんでしょうね。
イングリット
link
イングリット
volume_up
無事に同盟との戦いを終えたとはいえ、
気を抜くのはまだ早いですよ、先生。
イングリット
volume_up
教団も、王国も、油断できない相手です。
いつ仕掛けてきても不思議ではない……。
イングリット
volume_up
武具の手入れや訓練を
怠るわけにはいきません。
ローレンツ
link
ローレンツ
volume_up
クロードの知謀を称える者が多いようだが、
僕はあいつを認める気はない。
ローレンツ
volume_up
どうせこうなるなら、最初から
帝国に従っていれば良かったのだ。
ローレンツ
volume_up
でなければ、同盟諸侯をまとめあげて、
一丸となって帝国軍と戦うべきだった。
link
ローレンツ
volume_up
……と、いつか直接、本人に言ってやるさ。
いずれまた、ふらりと現れるだろう。
link
ローレンツ
volume_up
クロードの知謀を称える者が多いようだが、
僕はあいつを認める気はない。
ローレンツ
volume_up
どうせこうなるなら、最初から
帝国に従っていれば良かったのだ。
ローレンツ
volume_up
でなければ、同盟諸侯をまとめあげて、
一丸となって帝国軍と戦うべきだった。
link
ローレンツ
volume_up
……と、直接本人に言ってやりたかったよ。
その機会を逸したことが、心残りだ。
ラファエル
link
ラファエル
volume_up
オデは貴族じゃねえから、
同盟がなくなっても困らねえけど……。
ラファエル
volume_up
それでも同盟がなくなっちまったってのは、
まだしっくり来てねえんだよなあ。
link
ラファエル
volume_up
クロードくん、今頃どこで、
何してるんだかなあ……。
link
ラファエル
volume_up
オデは貴族じゃねえから、
同盟がなくなっても困らねえけど……。
ラファエル
volume_up
それでも同盟がなくなっちまったってのは、
まだしっくり来てねえんだよなあ。
link
ラファエル
volume_up
クロードくんが死んじまったってのも、
まだ信じられねえよ。
ラファエル
volume_up
案外、死んだふりして生きてんじゃねえか?
そういう奴だぞ、クロードくんは。
イグナーツ
link
イグナーツ
volume_up
レスター諸侯同盟の最後を
この目で見届けられて良かったです。
イグナーツ
volume_up
生まれ育った土地の、歴史の節目に
立ち会えたわけですから。
イグナーツ
volume_up
いや、ボクにそんな文才はありませんし。
でも子供ができたら話して聞かせたいな。
イグナーツ
volume_up
そうですね……。ボク、描いてみます!
デアドラが陥落する様子を。
イグナーツ
volume_up
昔、こんなことがあったんだよって、
ボクらが後世に伝えないと。
リシテア
link
リシテア
volume_up
コーデリア家は、
戦いに巻き込まれずに済みました。
リシテア
volume_up
とはいえ、家の存続は望んでいないので、
今後のことはエーデルガルトに任せます。
link
リシテア
volume_up
同盟全体に戦火が広がらずに済んだのは、
彼のおかげですから……。
link
リシテア
volume_up
わたしの微妙な立場を考慮して、戦前に、
帝国に降ってもいいと言ってくれたんです。
リシテア
volume_up
だから先生に誘われた時、迷わずに
受け入れられた。それに……
link
リシテア
volume_up
同盟全体に戦火が広がらずに済んだのは、
彼のおかげですから……。
マリアンヌ
link
マリアンヌ
volume_up
……まだ、考えてしまうんです。
マリアンヌ
volume_up
クロードさんと戦わずに済む道は、
なかったのかなって……。
マリアンヌ
volume_up
ええ、そうだったんでしょうね……。
マリアンヌ
volume_up
そうなんでしょうか……。
マリアンヌ
volume_up
今の私にできることは、
彼のために祈ることだけ……。
link
マリアンヌ
volume_up
……まだ、考えてしまうんです。
マリアンヌ
volume_up
クロードさんと戦わずに済む道は、
なかったのかなって……。
マリアンヌ
volume_up
ええ、そうだったんでしょうね……。
マリアンヌ
volume_up
そうなんでしょうか……。
マリアンヌ
volume_up
今の私にできることは、
彼のために祈ることだけ……。
レオニー
link
レオニー
volume_up
……戦場に立つ以上、何の恨みもない奴と
戦わなきゃならないのは当然のことだ。
レオニー
volume_up
先生も傭兵をやってたんだ。それくらいの
ことは、とっくに腹くくってんだろ?
レオニー
volume_up
……だよな。わたしも、いい加減に覚悟を
決めなきゃ、一流の傭兵にはなれないよな。
レオニー
volume_up
先生でも、まだそんな感じなのか?
……わたしも。なかなか慣れないもんだな。
レオニー
volume_up
敵がかつての友だちだったら、尚更……
冷静じゃいられなくなっちまう。
link
レオニー
volume_up
正直、クロードの奴が死ななくて良かった。
甘いのかな、こんなふうに考えるのは。
link
レオニー
volume_up
……戦場に立つ以上、何の恨みもない奴と
戦わなきゃならないのは当然のことだ。
レオニー
volume_up
先生も傭兵をやってたんだ。それくらいの
ことは、とっくに腹くくってんだろ?
レオニー
volume_up
……だよな。わたしも、いい加減に覚悟を
決めなきゃ、一流の傭兵にはなれないよな。
レオニー
volume_up
先生でも、まだそんな感じなのか?
……わたしも。なかなか慣れないもんだな。
レオニー
volume_up
敵がかつての友だちだったら、尚更……
冷静じゃいられなくなっちまう。
link
レオニー
volume_up
正直、クロードの奴は死なせたくなかった。
甘いのかな、こんなふうに考えるのは。
ハンネマン
link
ハンネマン
volume_up
問題はない。
零細な紋章もそれなりの研究方法がある。
ハンネマン
volume_up
だが、我輩も学者である前に人だ。
今は先の戦いの死者を悼もうではないか。
link
ハンネマン
volume_up
リーガンの紋章は
それほど珍しいものではないが……
ハンネマン
volume_up
これでリーガン家の濃い血筋はすべて
途絶えることになってしまったな。
ハンネマン
volume_up
ああ、そうであるな……。
ハンネマン
volume_up
問題はない。
零細な紋章もそれなりの研究方法がある。
ハンネマン
volume_up
だが、我輩も学者である前に人だ。
今は先の戦いの死者を悼もうではないか。
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ハンネマン
volume_up
クロードはいずこかに姿を消し、
リーガン家は終焉を迎えた、か。
link
ハンネマン
volume_up
リーガンの紋章は
それほど珍しいものではないが……
ハンネマン
volume_up
これでリーガン家の濃い血筋はすべて
途絶えることになってしまったな。
ハンネマン
volume_up
ああ、そうであるな……。
ハンネマン
volume_up
問題はない。
零細な紋章もそれなりの研究方法がある。
ハンネマン
volume_up
だが、我輩も学者である前に人だ。
今は先の戦いの死者を悼もうではないか。
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ハンネマン
volume_up
リーガンの紋章は
それほど珍しいものではないが……
ハンネマン
volume_up
これでリーガン家の濃い血筋はすべて
途絶えることになってしまったな。
マヌエラ
link
マヌエラ
volume_up
今はまだいいけれど、そのうち大司教や、
騎士団と直接、戦うことになるわよね。
マヌエラ
volume_up
あたくしたちも鍛えられてるとはいえ、
あまり勝てる気がしないというか……。
マヌエラ
volume_up
もし大司教が巨大な獣の姿になったら、
どうすればいいのかしらねえ……。
link
マヌエラ
volume_up
今はまだいいけれど、そのうち大司教や、
騎士団と直接、戦うことになるわよね。
マヌエラ
volume_up
あたくしたちも鍛えられてるとはいえ、
あまり勝てる気がしないというか……。
マヌエラ
volume_up
もし大司教が巨大な獣の姿になったら、
どうすればいいのかしらねえ……。
マヌエラ
volume_up
ええっ!? あなた、死ぬまで戦えなんて
言うんじゃないでしょうね?
マヌエラ
volume_up
まあ、そうよね。
あたくしなんて、遺産も使えない身だし。
アロイス
link
アロイス
volume_up
このガルグ=マクで暮らして
かれこれもう数十年になるが……
アロイス
volume_up
先日、うっかり迷ってしまってな。
この修道院には隠し部屋や通路が多すぎる。
アロイス
volume_up
今度、時間をかけて修道院の中を
探索してみようと思うのだが……
アロイス
volume_up
貴殿も一緒にどうだ?
一日がかりになってしまうだろうがな。
シャミア
link
シャミア
volume_up
あんたも甘い。
……クロードのことだ。
シャミア
volume_up
ま、我らが皇帝陛下は、立ち塞がる者は
残らず斬り捨てる勢いだが……
シャミア
volume_up
己が分をわきまえる者には、
思いのほか寛容なのかもな。フ……。
link
シャミア
volume_up
我らが皇帝陛下は、立ち塞がる者は
残らず斬り捨てる……
シャミア
volume_up
“卓上の鬼神”も、そのうちの一人でしか
なかったわけか。
ランドルフ
link
ランドルフ
volume_up
いよいよ、王国……そして、
教団との戦いに臨むことになるんですね。
ランドルフ
volume_up
……俺が修道院の守将に志願したのは、
国のためというより家族のためでした。
ランドルフ
volume_up
ですが今は、陛下の統べる国を見たいと
心の底からそう思っているんです。
ランドルフ
volume_up
そのためなら、俺はたとえ命に代えても、
ガルグ=マクを守ってみせます!
フレーチェ
link
フレーチェ
volume_up
私は、ただランドルフ兄さんの力に
なりたくて、兵士に志願しました。
フレーチェ
volume_up
兄さんが命を懸けて戦うと言うなら、
私だって、命を懸けて頑張ります。
フレーチェ
volume_up
いつ、どんな相手が攻めてきたって、
私たちがここを守り抜いてみせますから!
ラディスラヴァ
link
ラディスラヴァ
volume_up
次にあなた方が相手にするのは、王国軍と
セイロス騎士団……共に恐るべき敵です。
ラディスラヴァ
volume_up
私と私の率いる軍は、機動力を活かして
王国西側の戦線の援護に回ることに……。
ラディスラヴァ
volume_up
なので、今節の終わりにはここを発ちます。
あなた方にご武運がありますように。
門番
link
門番
volume_up
お疲れ様です!
本日も異常なしであります!
門番
volume_up
ご存知かもしれませんが、
王国と同盟は元は一つの国だったんです。
門番
volume_up
しかも同盟の盟主であるリーガン家は、
王家ブレーダッドの分家に当たります。
門番
volume_up
結局は、かつて帝国に反旗を翻した、
ブレーダッドの系譜との戦いなのかも……。
怪しい商人
link
怪しい商人
volume_up
ここで手に入らない品でも、
地下では手に入れられるかもしれませんな。
怪しい商人
volume_up
……ガルグ=マクの地下をご存じない?
あそこは、地上にいられぬ者の楽園ですぞ。
修道士
link
修道士
volume_up
アビスの連中め……日頃から
問題ばかり起こしおって。
修道士
volume_up
いっそガルグ=マクの地下を丸ごと
掃討してしまうほうがいいのかもな……。
商人
link
商人
volume_up
旧同盟領はベルグリーズ伯の手腕もあって、
大きな混乱はないようですね。
商人
volume_up
そういえば、ここにいるランドルフ将軍は
ベルグリーズ家の分家のご当主だとか。
商人
volume_up
以前なら、分家の人が出世するのは
難しかったでしょうが、今の陛下なら……
商人
volume_up
この戦争で手柄を上げられれば、
案外、大出世できるかもしれませんね。
兵士
link
兵士
volume_up
帝国軍の本隊は旧同盟領の西部に移動して
王国を西から攻める準備を進めています。
兵士
volume_up
いよいよ、王国と雌雄を決する時が
近づいてきたっていう感じですね。
兵士
link
兵士
volume_up
言うまでもなく、ここガルグ=マクは、
セイロス教にとって最も重要な聖地……
兵士
volume_up
セイロス騎士団は、どんな手を使ってでも
この大修道院を奪還したいはずです。
兵士
volume_up
いつまでも彼らが王都に留まっているとは
思えません。警戒したほうがいいでしょう。
市民
link
市民
volume_up
ラディスラヴァ将軍は、帝国市民の間で
とても人気があるんですよ。
市民
volume_up
確か、彼女の才能を認めた皇帝陛下が、
自ら将軍に抜擢したんですよね。
市民
volume_up
それほど有能なのに威張ったところが
まるでありませんし、何より美人でしょう?
市民
volume_up
いつからか“赤き戦乙女”なんて異名まで
付いているんですよ。
兵士
link
兵士
volume_up
ファーガスのディミトリ王は、
とんでもない怪力の持ち主だとか……。
兵士
volume_up
馬も持ち上げられるって聞きましたけど、
本当なんでしょうか。
兵士
link
兵士
volume_up
アリアンロッドを守っているロドリグ卿は、
“ファーガスの盾”と称される名将です。
兵士
volume_up
先代の国王とは親友に近い間柄だったとか。
万に一つも我々に降ることはなさそうです。
学者
link
学者
volume_up
君は知っているだろうか?
かつてファーガス地方は帝国領だったのだ。
学者
volume_up
タルティーン会戦でネメシスを破ったことで
ファーガスを帝国の支配下に加えたのだよ。
学者
volume_up
数百年後、ファーガス地方で反乱が起こり、
聖教会の仲裁で王国として独立を果たした。
学者
volume_up
反乱の首謀者で初代の王位についたのが、
ルーグ=フォン=ブレーダッド1世……
学者
volume_up
ファーガスの王家であるブレーダッド家は、
“獅子王”ルーグ直系の子孫にあたる。
学者
volume_up
つまり帝国からしてみれば、
王国は反逆者にあたるわけだな。
市民
link
市民
volume_up
ランドルフさんは食べっぷりがいいから、
見ていて気持ちがいいのよね。男前だし。
市民
volume_up
それに比べてヒューベルトさんは……
あ、いえ、何でもありません。
ユーリス
link 紅花の章
ユーリス
volume_up
デアドラを陥落させただけで、
同盟領をまとめて味方にひっくり返す、か。
ユーリス
volume_up
王国も同じように潰せりゃいいが、
流石にそうもいかねえだろう。
ユーリス
volume_up
気を引き締めてけよ、先生。
なんて、あんたには言うまでもないか。
バルタザール
link 紅花の章
バルタザール
volume_up
同盟は消えちまったが、おれの実家、
アダルブレヒト家はどうにか無事のようだ。
バルタザール
volume_up
優秀な弟のことだ、今後は帝国傘下として
上手く立ち回っていくだろうぜ。
バルタザール
volume_up
ああ、今じゃ縁は切れてるとはいえ、
気にはなってたんでな。
バルタザール
volume_up
今更、顔出したところで歓迎されねえよ。
そもそも、そんな暇もねえだろうが。
バルタザール
volume_up
今更、貴族になんざ戻る気はねえし、
おれはおれで好きに暴れてやるさ。
コンスタンツェ
link 紅花の章
コンスタンツェ
volume_up
勝ち目のない戦いはさっさと放棄する……。
同盟諸侯らしい決断の早さですわね。
コンスタンツェ
volume_up
そもそも彼らに結束力など皆無でしたし、
当然といえば当然の結果なのでしょう。
コンスタンツェ
volume_up
いいえ、貴族とは自領の民を守るべき存在、
その点では評価すべきだと思っていますわ。
コンスタンツェ
volume_up
彼は同盟貴族の性格を踏まえて策を立てた。
その点では見事と言うほかありませんわね。
コンスタンツェ
volume_up
何にせよ、これで3大勢力の一角が崩れた。
帝国の勝利は着実に近づいておりますわ!
ハピ
link 紅花の章
ハピ
volume_up
士官学校にいた子たちも
戦場に出てくるじゃん。
ハピ
volume_up
戦争だから仕方ないけどさ、
そーいう子たちと戦うのってイヤだよね。
ハピ
volume_up
なんて考えてるとなー……
あんま考えないようにしよ。
イエリッツァ
link 紅花の章
イエリッツァ
volume_up
私は、皇帝にも帝国にも
忠誠を誓っているわけではない……。
イエリッツァ
volume_up
ただ、取引のためだ……
ここにいる、それ以上の理由はない……。
アンナ
link
アンナ
volume_up
あら、先生。
最近どう? 儲かってるかしら?
アンナ
volume_up
ゆっくりお話したいところだけど、
こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。
link
アンナ
volume_up
あら、先生。
最近どう? 儲かってるかしら?
アンナ
volume_up
ゆっくりお話したいところだけど、
こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。
link 紅花の章 蒼月の章
アンナ
volume_up
同盟がなくなっただなんて……
まだ信じられない。
アンナ
volume_up
だけどデアドラの商人たちは図太いから。
きっとすぐに復興してくれると思うわ。
link
アンナ
volume_up
あっちもこっちも物騒で、
行商仲間も困ってるみたい。
アンナ
volume_up
早くみんなが笑顔で商売できる時代に
なるといいんだけどね。
link
アンナ
volume_up
……アビス?
先生、そんな場所に興味があるの?
アンナ
volume_up
ガルグ=マクの地下に広がる古代の遺構……
それがアビスよ。
アンナ
volume_up
勝手に住み着いてる人たちもいるけれど、
お察しのとおり訳アリな人ばっかり。
アンナ
volume_up
真っ当な商人なら、まず近寄らないわね。
先生も足を突っ込まないほうがいいわよ。
番人
link 紅花の章
番人
volume_up
先生、お疲れさんです。
ここは本日も異常ありですよ。
番人
volume_up
同盟がなくなったんですって?
フォドラの情勢はどんどん変わりますね。
番人
volume_up
この街もいずれ変わっていくんでしょうか。
変化するってのは不安なもんですね。
住人
link 紅花の章
住人
volume_up
あんた、一つ賭けをしないか。
今この瞬間、アビスに多いのはどっちだ?
住人
volume_up
正解だ。冴えてるお前に贈り物をやろう。
……何か妙な力でイカサマはしてねえよな?
住人
volume_up
不正解だ。注意力が足りねえな。
もう少し周囲をよく見て歩くんだな。
link 紅花の章
住人
volume_up
正解だ。冴えてるお前に贈り物をやろう。
……何か妙な力でイカサマはしてねえよな?
link 紅花の章
住人
volume_up
不正解だ。注意力が足りねえな。
もう少し周囲をよく見て歩くんだな。
怪しい男
link 紅花の章
怪しい男
volume_up
……俺の役目も終わりということか。
チッ……あの王子め。
怪しい男
volume_up
まあいい、また来る機会はあるかもしれん。
今度は飛竜に乗って、堂々とな。
住人
link 紅花の章
住人
volume_up
しーっ、私のことはしーっでお願いします!
実は私、逃亡兵なんです。
住人
volume_up
もう戦いが本当に嫌で……
でも村に帰るわけにはいきませんし。
住人
volume_up
正義とか野望とか、うんざりなんです。
そんなことで自分の命を懸けられませんよ。
修道士
link
修道士
volume_up
……! 君は、ジェラルト殿の……。
そうか……母君に、よく似ていますね。
修道士
volume_up
君のご両親とは、古い知り合いでしてね。
ぜひ君とも話がしたいと思っていたのです。
修道士
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しがない修道士ですよ。
君のご両親とは、古い知り合いでしてね。
修道士
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ですが……故あって私は、この大修道院を
離れなければならなくなりました。
修道士
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さしあたって一つ、君に頼みがあるのです。
修道士
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彼女の墓前に供える花を、
摘んできてはもらえませんか?
修道士
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他でもない君が摘んできた花ならば、
きっと、彼女も喜ぶことでしょうから。
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修道士
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ありがとうございます。ああ……
この花は、彼女が生前好きだった花です。
修道士
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……これで、思い残すことはもうない。
修道士
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さて、私はそろそろ行きましょう。
ベレト先生、どうか息災で。
修道士
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彼女の分まで、ジェラルト殿のことを
大切にしてあげてくださいね。