エーデルガルト
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エーデルガルト
volume_up
師、再会してすぐに、
戦力に組み込んでしまって申し訳ないわ。
エーデルガルト
volume_up
でも、時機を見計らったかのように
現れるんだもの……。
エーデルガルト
volume_up
本当に、頭が下がる思いよ。
ありがとう、師。
エーデルガルト
volume_up
ええ、5年前と変わらぬ活躍を、
信じているわ。
エーデルガルト
volume_up
貴方は心配と言いながら、いつも
どうにかしてしまうじゃないの。
ヒューベルト
link
ヒューベルト
volume_up
もう少し、詳細な現状をお伝えしましょう。
ヒューベルト
volume_up
王国の西部は帝国の支配下となっています。
が、中部と東部の抵抗はかなりのものです。
ヒューベルト
volume_up
帝国国境に近い城塞都市アリアンロッド、
そして王都フェルディア……
ヒューベルト
volume_up
この2つを同時に落とさぬ限り、
王国を手中に収めることはできません。
ヒューベルト
volume_up
同盟は、グロスタール家とコーデリア家が
親帝国の姿勢を示しつつも……
ヒューベルト
volume_up
リーガン家、ゴネリル家などの干渉を受けて
帝国に協力させるには至っていません。
ヒューベルト
volume_up
外交を駆使して同盟全体を維持したい、
クロードの思惑が透けて見えますが……
ヒューベルト
volume_up
今まで帝国軍は教団勢力の掃討を主眼に
置いていたため、触れてきませんでした。
ヒューベルト
volume_up
今節、初めてそこ……同盟領に、
刃を差し込もうというのですよ。
フェルディナント
link
フェルディナント
volume_up
あれから5年……
多くのことが起こり、過ぎ去っていった。
フェルディナント
volume_up
エーデルガルトとは、父の件で
わだかまりもあったが……
フェルディナント
volume_up
だからといって、貴族の責務を
放棄するわけにはいかない。
フェルディナント
volume_up
私はエーギル公として、
帝国軍の一翼を担っているのだ。
フェルディナント
volume_up
貴族をなくすという彼女の考えも、
やがては変えてみせるさ。
リンハルト
link
リンハルト
volume_up
やあ、先生。
僕は貴方が生きてて、とても嬉しいですよ。
リンハルト
volume_up
どのくらい嬉しいかというと、実は昨日も
今日も、朝寝も昼寝もしてないくらいです。
リンハルト
volume_up
え? 朝起きたら、まず寝ますよね。
それを朝寝って言いません?
リンハルト
volume_up
もちろんです。
行軍中はできませんよね……。はあ……。
link
リンハルト
volume_up
やあ、先生。
僕は貴方が生きてて、とても嬉しいですよ。
リンハルト
volume_up
どのくらい嬉しいかというと、実は昨日も
今日も、朝寝も昼寝もしてないくらいです。
リンハルト
volume_up
え? 朝起きたら、まず寝ますよね。
それを朝寝って言いません?
リンハルト
volume_up
もちろんです。
行軍中はできませんよね……。はあ……。
リンハルト
volume_up
あ、そういえば、もう一つ、
嬉しいことがありますよ。
リンハルト
volume_up
ハンネマン先生がいないんで、その部屋を
活用してる僕が、先生を調べられます。
カスパル
link
カスパル
volume_up
よし! 気合バッチリだ!
いつでもいけるぜ、オレは!
カスパル
volume_up
ああ、そうだな!
逸る気を抑えねえと、やらかしそうだぜ。
カスパル
volume_up
ここはちょっくら魔物でも退治して、
いや……出撃前に危ねえか?
カスパル
volume_up
任せとけ! オレが敵全軍……のうち
1割くらいを受け持ってやる!
カスパル
volume_up
何だよ、先生。
オレだって少しくらい大人になるんだぜ。
ベルナデッタ
link
ベルナデッタ
volume_up
先生……出陣、するんですよね?
しかも結構、遠出……。
ベルナデッタ
volume_up
で、でも、大丈夫です。
最近ばっちり引き籠もってましたから。
ベルナデッタ
volume_up
あたし、行けます!
もう“穴熊のベル”なんて呼ばせません!
ベルナデッタ
volume_up
ずっと部屋に籠もってるからって……
敵じゃなく仲間から呼ばれるんですよお!?
ベルナデッタ
volume_up
はい! あ、でも最前線は嫌です!
後ろのほうでお願いします!
ドロテア
link
ドロテア
volume_up
らーららーららー……♪
ドロテア
volume_up
あら、先生。
ふふふ、私、ご機嫌なんです。
ドロテア
volume_up
もちろん先生が生きてたからですよ?
昨日の友が今日には死んでしまう……
ドロテア
volume_up
そんな時代にあって、5年ぶりに
再会できたなんて、本当に素敵です。
ドロテア
volume_up
貴方/貴女みたいな人が、歴史に名を残す
存在になるのかもしれませんねえ。
ペトラ
link
ペトラ
volume_up
エーデルガルト様、帝国、掌握です。
王国と同盟へ、圧力、強める、しています。
ペトラ
volume_up
当初……宗教、敵対する、難しい、
わたし、考えていました。
ペトラ
volume_up
しかし、腐敗する、貴族、多いです。
それ、反発した、民衆、味方、しました。
ペトラ
volume_up
戦いの趨勢、先生と、わたしたち、
握る、間違いない、ありません、です。
フェリクス
link
フェリクス
volume_up
この5年、皇帝の下で戦ってきた。
……少なくない数の敵を斬ってきた。
フェリクス
volume_up
今の俺は、かつてのあの猪と、
同じ顔をしているのだろうよ。
フェリクス
volume_up
……血と暴力を好む、残虐な獣の顔だ。
フェリクス
volume_up
……だといいがな。
フェリクス
volume_up
フン……もう、奴を笑えんな。
フェリクス
volume_up
お前もエーデルガルトも、
俺を失望させるなよ……絶対にだ。
フェリクス
volume_up
斬り捨ててきた命に見合うだけの未来を
見せてもらわないことには、気が済まん。
アッシュ
link
アッシュ
volume_up
先生が戻ってきてくれて、良かったです。
みんなにも笑顔が戻ったというか……。
アッシュ
volume_up
先生がいるというだけで、
こんなにも違うものなんですね。
アッシュ
volume_up
……何だか僕も、
頑張れるような気がしてきました。
シルヴァン
link
シルヴァン
volume_up
よっ、先生。
……ほーんと、久しぶりですねえ。
シルヴァン
volume_up
この5年、何度心が折れそうになったか。
家族も友達も敵に回してさあ……。
シルヴァン
volume_up
それでもあんたが帰ってくるかもって
そう思って、必死で頑張ってきたわけです。
シルヴァン
volume_up
だからさ……こうしてあんたとまた会えて、
今、本当に嬉しいんですよ、俺。
メルセデス
link
メルセデス
volume_up
同盟領にも王国にも、友達はいるし……
戦いはいつも気が重くなるわね~……。
メルセデス
volume_up
それに、セイロス騎士団の方々と本格的に
命のやり取りをすることを考えると……。
メルセデス
volume_up
……ううん、めげちゃ駄目よね~。
一緒に頑張りましょう、先生。
アネット
link
アネット
volume_up
あたしの父さん、元々はファーガスの
王家に仕える騎士だったんです。
アネット
volume_up
一時は修道院にいたけれど、今は王国に
戻って騎士として働いてるみたいで。
アネット
volume_up
つまりこの軍で戦うっていうのは、
父さんとも戦うことになるってことで……。
アネット
volume_up
そ、そんなこと言わないでくださいよ!
あたしだって腹をくくったんですから!
アネット
volume_up
……はい。すごく……怖い。
でも、あたしだって腹をくくったんです。
アネット
volume_up
それは、まあ……できることなら、
父さんとは戦いたくない、ですけど……。
アネット
volume_up
あたしはこの道を選んだんです。
……今になって後悔なんてしませんから。
イングリット
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イングリット
volume_up
王国は殿下……いえ、新王の指揮の下、
一つにまとまりつつあります。
イングリット
volume_up
精強な王国軍と、本拠を王国に移した
セイロス騎士団とが手を結び……
イングリット
volume_up
大規模な対帝国戦線を張っている。
最大の敵と言っても過言ではありません。
イングリット
volume_up
現状を鑑みるに、何とも……。だからこそ、
先に同盟領を攻め落とすのには賛成です。
イングリット
volume_up
そうですね……気は進みませんが、
もう後戻りはできませんから。
イングリット
volume_up
今はまず、同盟との戦いを考えましょう。
王国や教団を相手取るのは、その後です。
イングリット
volume_up
……ミルディン大橋を守るジュディット様は
“烈女”と讃えられるお方。
イングリット
volume_up
一筋縄でいく相手ではありません。
くれぐれも、気を緩めぬよう。
ローレンツ
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ローレンツ
volume_up
……我々が同盟領に攻め入っても、
グロスタール家は不戦を貫くはずだ。
ローレンツ
volume_up
エーデルガルトも、それは承知している。
父と戦うようなことにはならないだろう。
ローレンツ
volume_up
ミルディン大橋は、ダフネル家の
ジュディットが守っているそうだな?
ローレンツ
volume_up
同盟領内で彼女の武勇を知らぬ者はない。
彼女を侮らんほうがいいぞ。
ラファエル
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ラファエル
volume_up
おう、先生! 5年も何してたんだ。
体、鈍ってんじゃねえのか?
ラファエル
volume_up
オデの体は仕上がってんぞ!
5年間、筋肉をいじめ抜いてきたからな!
ラファエル
volume_up
だろおお?? 先生もしっかり鍛えろよな!
ラファエル
volume_up
わかんねえかなあ、先生!
脱ぐか? ここで脱いだほうがいいか?
イグナーツ
link
イグナーツ
volume_up
また先生に会えるんじゃないかと思って、
ここへ来てみて大正解でしたよ!
イグナーツ
volume_up
先生を信じてついていくって決めたのに、
先生、いなくなっちゃうから……。
イグナーツ
volume_up
でも、これでボクも迷わず進めます。
頑張りましょうね、先生!
リシテア
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リシテア
volume_up
先生が来てくれて安心しましたよ。
このところ、戦線がだいぶ膠着してたので。
リシテア
volume_up
とはいえ、同盟領の人たちと戦うのは
気が重いですが……。
リシテア
volume_up
……そうですよね。
目標に向かって、突き進むだけです!
リシテア
volume_up
いえ……迷いは捨てます。
目標に向かって、突き進まないと!
リシテア
volume_up
わたしも精一杯戦いますから、
しっかり勝たせてくださいね、先生。
マリアンヌ
link
マリアンヌ
volume_up
……私がここにいるのは、義父の意向です。
同盟と帝国、どちらが勝ってもいいように。
マリアンヌ
volume_up
ですが……もし義父に戻るよう言われても、
私は、ここに留まるつもりです……。
マリアンヌ
volume_up
エーデルガルトさんが考えている
新しい世界を、私も見てみたいから……。
レオニー
link
レオニー
volume_up
やれやれ……あんたが無事で良かったよ。
レオニー
volume_up
師匠との約束を守れなかったことを、
ずっと悔やんできたんだ。
レオニー
volume_up
ジェラルト師匠だよ! わたしは一番弟子!
そんなことも忘れちまったのか?
レオニー
volume_up
師匠に万一のことがあれば、わたしが先生を
支えてくれって、師匠に言われてたんだよ。
レオニー
volume_up
とにかく、これからあんたを支えることで、
師匠との約束を果たさせてもらうからね。
ハンネマン
link
ハンネマン
volume_up
ほう、ついに君も来たのかね。
見てのとおり、我輩は帝国軍に属している。
ハンネマン
volume_up
今までの帝国ならともかく、
彼女になら協力していいと思ったのでね。
link
ハンネマン
volume_up
奇しくも5年前の教師3人が、
顔を揃えることになったな。
link
ハンネマン
volume_up
しかし、驚いたよ。
君は5年も眠っていたのだろう?
ハンネマン
volume_up
それも君が宿す紋章の影響かもしれんな。
これからじっくりと調べねばなるまい……。
ハンネマン
volume_up
協力してくれるのだな?
無論、悪いようにはせんから安心したまえ。
ハンネマン
volume_up
どこへ行こうとも、観察させてもらうぞ。
研究の手を休めるわけにはいかんからな。
link
ハンネマン
volume_up
ほう、ついに君も来たのかね。
見てのとおり、我輩は帝国軍に属している。
ハンネマン
volume_up
今までの帝国ならともかく、
彼女になら協力していいと思ったのでね。
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ハンネマン
volume_up
しかし、驚いたよ。
君は5年も眠っていたのだろう?
ハンネマン
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それも君が宿す紋章の影響かもしれんな。
これからじっくりと調べねばなるまい……。
ハンネマン
volume_up
協力してくれるのだな?
無論、悪いようにはせんから安心したまえ。
ハンネマン
volume_up
どこへ行こうとも、観察させてもらうぞ。
研究の手を休めるわけにはいかんからな。
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ハンネマン
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しかし、驚いたよ。
君は5年も眠っていたのだろう?
ハンネマン
volume_up
それも君が宿す紋章の影響かもしれんな。
これからじっくりと調べねばなるまい……。
ハンネマン & アロイス
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アロイス
volume_up
やっ……!
………………。
アロイス
volume_up
やっと会えたあああああ!
会えたぞおおおお!
アロイス
volume_up
生きていると信じ続けた我が執念!
振り払う疑念! 貴殿を捜して5年!
アロイス
volume_up
ついに貴殿に会えた! ……下流の村を
ずっと張っていた甲斐があったな。
アロイス
volume_up
私は貴殿を捜すために、騎士団を抜けた。
今や仕える者のない身……
アロイス
volume_up
団長に代わって貴殿を守る!
その約束を果たす時が来たのだ!
マヌエラ
link
マヌエラ
volume_up
5年前の戦いの後、
帝国軍はガルグ=マクを占拠したわ。
マヌエラ
volume_up
大聖堂をはじめ、幾つかの建物は
壊れてしまったけれど……
マヌエラ
volume_up
多少の整備をして、あたくしたちが
拠点として使っているのよ。
マヌエラ
volume_up
あたくし?
教団は本拠を王国に移したのだけど……
マヌエラ
volume_up
王国に行く理由もないでしょ?
帝都に戻ったら、陛下に誘われてね。
シャミア
link
シャミア
volume_up
何だ、その顔は。
私がいるのが意外か。
シャミア
volume_up
私は傭兵みたいなものだ。
セイロス騎士団にいた頃からな。
シャミア
volume_up
元々フォドラには思い入れが少ないんだ。
そろそろ去ろうかと思っていたが……
シャミア
volume_up
あんたがいるなら、
少し話が変わるな。
ランドルフ & フレーチェ
link
ランドルフ
volume_up
あ! あなたは、陛下の……先生?
生きていたのですね! これは失礼を。
ランドルフ
volume_up
……ああ、こちらは妹のフレーチェです。
新参ですが、俺の補佐を任せています。
フレーチェ
volume_up
は……初めまして。
フレーチェ=フォン=ベルグリーズです。
フレーチェ
volume_up
未熟者ですが……精一杯努めますので!
兄のことは、私に任せてくださいっ。
ランドルフ
volume_up
今節、同盟領へ進軍するとか。
俺はあなたたちの留守を預かります!
link
ランドルフ
volume_up
あ! あなたは、陛下の……先生?
生きていたのですね! これは失礼を。
ランドルフ
volume_up
……ああ、こちらは妹のフレーチェです。
新参ですが、俺の補佐を任せています。
フレーチェ
volume_up
は……初めまして。
フレーチェ=フォン=ベルグリーズです。
フレーチェ
volume_up
未熟者ですが……精一杯努めますので!
兄のことは、私に任せてくださいっ。
ランドルフ
volume_up
今節、同盟領へ進軍するとか。
俺はあなたたちの留守を預かります!
link
ランドルフ
volume_up
新顔だな。
俺はランドルフ=フォン=ベルグリーズ。
ランドルフ
volume_up
ここの守将を務めている。
いや、お前、どこかで会ったような……
ランドルフ
volume_up
あ! あなたは、陛下の……先生?
生きていたのですね! これは失礼を。
ランドルフ
volume_up
……ああ、こちらは妹のフレーチェです。
新参ですが、俺の補佐を任せています。
フレーチェ
volume_up
は……初めまして。
フレーチェ=フォン=ベルグリーズです。
フレーチェ
volume_up
未熟者ですが……精一杯努めますので!
兄のことは、私に任せてくださいっ。
ランドルフ
volume_up
今節、同盟領へ進軍するとか。
俺はあなたたちの留守を預かります!
ランドルフ
volume_up
あ! あなたは、陛下の……先生?
生きていたのですね! これは失礼を。
ランドルフ
volume_up
……ああ、こちらは妹のフレーチェです。
新参ですが、俺の補佐を任せています。
フレーチェ
volume_up
は……初めまして。
フレーチェ=フォン=ベルグリーズです。
フレーチェ
volume_up
未熟者ですが……精一杯努めますので!
兄のことは、私に任せてくださいっ。
ランドルフ
volume_up
今節、同盟領へ進軍するとか。
俺はあなたたちの留守を預かります!
門番
link
門番
volume_up
お疲れ様です!
本日も異常なしであります!
門番
volume_up
え? 教団に、兄弟がいないか?
よくご存じですね!
門番
volume_up
双子の兄が、騎士団で働いていたはずです。
かなり下っ端だと思いますが。
門番
volume_up
自分に似ず、とても信心深い兄でして。
ずっと前に帝国を飛び出していきましたよ。
怪しい商人
link
怪しい商人
volume_up
ここで手に入らない品でも、
地下では手に入れられるかもしれませんな。
怪しい商人
volume_up
……ガルグ=マクの地下をご存じない?
あそこは、地上にいられぬ者の楽園ですぞ。
修道士
link
修道士
volume_up
アビスの連中め……日頃から
問題ばかり起こしおって。
修道士
volume_up
いっそガルグ=マクの地下を丸ごと
掃討してしまうほうがいいのかもな……。
職人
link
職人
volume_up
セイロス教がインチキだと聞いた時は、
目ん玉飛び出るくらい驚いたもんだが……
職人
volume_up
要は今の教団が嘘つきだったってだけで、
女神様は本当にいらっしゃるんだろ?
職人
volume_up
俺は、勝手にそう解釈してるよ。
祈る対象がねえんじゃ落ち着かねえからな。
兵士
link
兵士
volume_up
同盟領内で、西側を領地とする主な貴族は、
ダフネル家とグロスタール家だな。
兵士
volume_up
グロスタール家はもともと親帝国派だから、
帝国軍に逆らうことはないだろう。
兵士
volume_up
とすれば、後はダフネル家さえ潰せば、
同盟領西側の安全を確保できそうだよな。
兵士
link
兵士
volume_up
教団を敵に回したことで、市民の間では
小さからぬ混乱が生じていましたが……
兵士
volume_up
この5年で、だいぶ落ち着いてきました。
陛下の啓蒙活動が実りつつあるのでしょう。
兵士
link
兵士
volume_up
王国軍とは西部戦線で戦闘がありましたが、
同盟軍とまともに戦うのは初めてです。
兵士
volume_up
盟主が切れ者だって話は聞きますが……
強いんでしょうか、同盟軍は。
兵士
link
兵士
volume_up
ミルディン大橋の北側は同盟の小領主、
アケロンの領地ですが……
兵士
volume_up
アケロンは“風見鶏”の異名を持つ
軽薄な男だって話です。
兵士
volume_up
そんな男に、命懸けで橋を守るような
気概は、まずないでしょうね。
商人
link
商人
volume_up
大貴族の多くが失脚したことで、
商家への締めつけは緩くなりました。
商人
volume_up
おかげで稼ぎやすくなるはずでしたが……
世の中、そう甘くはありません。
商人
volume_up
戦争のせいで物の値段も不安定になり、
街や村の人々も苦労していますよ。
学者
link
学者
volume_up
歴史というものは、時の権力者によって
都合の良いように改ざんされるのが常だ。
学者
volume_up
この書庫に残る史書も、しかり。何者かの
手により上書きされている可能性は否めん。
学者
volume_up
しかし、すべての真実を覆い隠すことなど
誰にもできはしない、と私は信じる。
学者
volume_up
故に、私は行間に潜む真実を見逃さぬよう、
同じ文献を何度でも読むことにしている。
市民
link
市民
volume_up
私は数年前からここで働いているんです。
他にもたくさんの人が働いてますよ。
市民
volume_up
今は修道士さんも生徒さんもいないので、
その分、私らが補わないとね。
ユーリス
link 紅花の章
ユーリス
volume_up
んー……あんた、そんな顔だったっけ?
いや、5年も経つと、どうしてもなあ……。
ユーリス
volume_up
そりゃあ……5年もあれば、人は変わるさ。
赤ん坊だって、歩き回って喋り出すだろ。
ユーリス
volume_up
悪い悪い、忘れてたってわけじゃねえんだ。
この5年は死ぬほど忙しかったからさあ……
ユーリス
volume_up
とにかく、あんたが戻ってきてくれたんだ。
ここに留まったのは間違いじゃなかったな。
バルタザール
link 紅花の章
バルタザール
volume_up
おい、お前。おれたちを5年間も
放っとくとはどういう了見だ。
バルタザール
volume_up
だっはっはっは! そんな顔すんなって!
冗談に決まってんだろ?
バルタザール
volume_up
お前が生きてて嬉しいよ。
よくぞ生きて戻ってきた。最高の日だな!
バルタザール
volume_up
さあ、さっさと上で宴を開こうぜ。
もう教師も生徒もねえし……
バルタザール
volume_up
ド派手にやろうじゃねえか。
きっとあの皇帝も参加してくれるさ。
コンスタンツェ
link 紅花の章
コンスタンツェ
volume_up
貴方、聞きまして?
ついに同盟に向けて全面攻勢に出ますのよ。
コンスタンツェ
volume_up
きっと、貴方が見つかったからですわね。
陛下はずっと探しておられましたし。
コンスタンツェ
volume_up
ええ、あれほど必死になる方だったなんて、
思いもしませんでしたわ。
コンスタンツェ
volume_up
そんなはずありませんわ。それだけ貴方が
重要だったということでしょう。
コンスタンツェ
volume_up
いずれにせよ、膠着気味だった情勢は、
一気に動くことになりそうですわ。
ハピ
link 紅花の章
ハピ
volume_up
アビス、残ってるでしょ。
ヒューが維持してくれたんだって。
ハピ
volume_up
敵の密偵の洗い出しに使えるとか、
汚い戦力がどうとか言ってたけど……
ハピ
volume_up
ハピ、その辺は聞かないことにしたし。
ハピ
volume_up
そーだね。油断すると嬉しくて
ニヤニヤしちゃうから、我慢してるし。
ハピ
volume_up
ガラじゃなくない? 油断すると嬉しくて
ニヤニヤしちゃうから、我慢してるし。
イエリッツァ
link 紅花の章
イエリッツァ
volume_up
生きていたか……。
それは、僥倖だ……。
イエリッツァ
volume_up
死者と死合うことはできん……。
だが、生きているならば斬りようもある……
アンナ
link
アンナ
volume_up
あら、先生。
最近どう? 儲かってるかしら?
アンナ
volume_up
ゆっくりお話したいところだけど、
こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。
link
アンナ
volume_up
あら、先生。
最近どう? 儲かってるかしら?
アンナ
volume_up
ゆっくりお話したいところだけど、
こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。
link
アンナ
volume_up
あっちもこっちも物騒で、
行商仲間も困ってるみたい。
アンナ
volume_up
早くみんなが笑顔で商売できる時代に
なるといいんだけどね。
link
アンナ
volume_up
……アビス?
先生、そんな場所に興味があるの?
アンナ
volume_up
ガルグ=マクの地下に広がる古代の遺構……
それがアビスよ。
アンナ
volume_up
勝手に住み着いてる人たちもいるけれど、
お察しのとおり訳アリな人ばっかり。
アンナ
volume_up
真っ当な商人なら、まず近寄らないわね。
先生も足を突っ込まないほうがいいわよ。
番人
link 紅花の章
番人
volume_up
先生、お疲れさんです。
ここは本日も異常ありですよ。
番人
volume_up
いやあ、あんた生きてたんですね。
5年ぶりですか? 懐かしいなあ。
番人
volume_up
俺ですか? ずっとここにいましたよ。
他に行く当てもないんでね。
番人
volume_up
帝国軍も、そんなに干渉はしてこないんで
昔とそんなに変わらず暮らせてますよ。
住人
link 紅花の章
住人
volume_up
私は教団の修道士でしたが……罪を犯して
地上にはいられなくなってしまいました。
住人
volume_up
教団の金を自分のために使ったんです。
でも、私腹を肥やしたわけじゃないですよ。
住人
volume_up
私の生まれ故郷が、略奪にあって……。
どうしても救いたかったんです……。
ごろつき
link 紅花の章
ごろつき
volume_up
あの戦い以来、
この街を出ちまった奴らも多い。
ごろつき
volume_up
なんだかんだ、ここの治安が保たれてたのは
教団のおかげってのがあったからな。
link 紅花の章
ごろつき
volume_up
だが、今のところはユーリスのおかげで
無法地帯には戻らずに済んでるよ。
link 紅花の章
ごろつき
volume_up
あの戦い以来、
この街を出ちまった奴らも多い。
ごろつき
volume_up
なんだかんだ、ここの治安が保たれてたのは
教団のおかげってのがあったからな。
修道士
link
修道士
volume_up
……! 君は、ジェラルト殿の……。
そうか……母君に、よく似ていますね。
修道士
volume_up
君のご両親とは、古い知り合いでしてね。
ぜひ君とも話がしたいと思っていたのです。
修道士
volume_up
しがない修道士ですよ。
君のご両親とは、古い知り合いでしてね。
修道士
volume_up
ですが……故あって私は、この大修道院を
離れなければならなくなりました。
修道士
volume_up
さしあたって一つ、君に頼みがあるのです。
修道士
volume_up
彼女の墓前に供える花を、
摘んできてはもらえませんか?
修道士
volume_up
他でもない君が摘んできた花ならば、
きっと、彼女も喜ぶことでしょうから。
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修道士
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ありがとうございます。ああ……
この花は、彼女が生前好きだった花です。
修道士
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……これで、思い残すことはもうない。
修道士
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さて、私はそろそろ行きましょう。
ベレト先生、どうか息災で。
修道士
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彼女の分まで、ジェラルト殿のことを
大切にしてあげてくださいね。