ディミトリ

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ディミトリ
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……20年以上も前の話だ。 フェルディアで病が流行ったことがある。

ディミトリ
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次々と、民が倒れていく中で…… 病から国を救ったのが、コルネリアだった。

ディミトリ
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……ああ、俺もだ。俺が物心ついた頃には、 すでにあの調子だったから……。

ディミトリ
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いや、元は帝国の学者だったと聞いている。 父に招聘されて王国に来たそうだ。

ディミトリ
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疫病の流行を終息させたコルネリアは、 民衆から“聖女”と讃えられたが……

ディミトリ
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ある日を境に、人が変わったのだそうだ。 言動も、嗜好も、何もかも。

ディミトリ
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……それでも、父は彼女を重用し続けた。 彼女には国を病から救った功があったし……

ディミトリ
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何より、継母がコルネリアを信頼していた。 だからあの女の言葉は……いや……

フェルディナント

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フェルディナント
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ふと思うことがあるのだ。

フェルディナント
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貴方の生徒でなかったら、 私はどのような選択をしたのだろう、と。

フェルディナント
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先生は、こんなふうに 考えることはないか?

フェルディナント
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ああ、先生でも考えるのだな。 そして、きっと答えは出ない。違うかね?

フェルディナント
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それこそ時を巻き戻せでもしない限り、 違う道を選ぶことは、できない……。

フェルディナント
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ああ、先生でも考えるのだな。 そして、きっと答えは出ない。違うかね?

フェルディナント
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それこそ時を巻き戻せでもしない限り、 違う道を選ぶことは、できない……。

フェルディナント
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そうか……先生は強いな。 私も、貴方のようでありたい。

リンハルト

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リンハルト
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帝国行ったり、王国行ったり、 また今度は同盟行ったり……

リンハルト
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何というか皆さん、忙しないですよね。 まあ身軽なのは悪いことじゃないですけど。

リンハルト
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さっさと平和にして、忙しく危険な日々に お別れを告げたいですね……。

リンハルト
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忙しいだけならまだいいんですよ、 怠ければいいんですし。

リンハルト
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怠けたら命を落とす方向で忙しいから、 困るんですよね……。

カスパル

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カスパル
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クロードの奴、“卓上の鬼神”なんて 呼ばれてんだよな。

カスパル
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くそー、オレもかっこいい異名が欲しいぜ!

カスパル
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デアドラであいつを救い出せば、 オレにも何かつくかな、異名。

カスパル
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見てろよ、あいつの策に負けないオレの策! ずばり、何もしない「無為無策」だ!

ベルナデッタ

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ベルナデッタ
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クロードさんって……どんな人でしたっけ。 ええと、いや、覚えてますよ!?

ベルナデッタ
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うんでもその何というか、 顔を合わせた記憶があまりないみたいな。

ドロテア

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ドロテア
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ディミトリさんがクロードくんを 助けに行く……ねえ。

ドロテア
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まるで5年前みたいな話で、 嬉しいですね。

ドロテア
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本当は、そこにエーデルちゃんもいれば、 良かったんですけど。

ドロテア
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まあ、もう昔には戻れませんよね。

ペトラ

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ペトラ
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デアドラから、海、見える、聞きます。 いいえ、海、目の前、ですか?

ペトラ
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ブリギット、海、すぐ近く、 目にする、常でした。

ペトラ
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ガルグ=マク、いる、海、見えない、 ですから、少し、惹かれます。

ペトラ
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はい、海の精霊、気まぐれ、です。 人、襲う時、防げません。怖い、思います。

ペトラ
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はい、海、美しい、思います。 しかし、怖い時、稀、ある、あります。

ドゥドゥー

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ドゥドゥー
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フラルダリウス公であるロドリグ殿が 亡くなられた今……

ドゥドゥー
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その後を引き継いで王国の東部諸侯を 糾合しているのは、ゴーティエ辺境伯だ。

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ドゥドゥー
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ゴーティエは国内でもフラルダリウス家に 次ぐ名家で、シルヴァンの実家でもある。

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ドゥドゥー
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帝国についた勢力の掃討や、 王国軍の再編にあたってくれている。

ドゥドゥー
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……無論、その報告は殿下にも 絶えず届いているわけだが。

ドゥドゥー
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ご無理をなさらぬよう、 おれがしっかりと見ていなければ……。

ドゥドゥー
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……先生も、どうか殿下を頼む。 あの方は目を離すとすぐに無茶をする……。

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ドゥドゥー
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フラルダリウス公であるロドリグ殿が 亡くなられた今……

ドゥドゥー
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その後を引き継いで王国の東部諸侯を 糾合しているのは、ゴーティエ辺境伯だ。

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ドゥドゥー
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帝国についた勢力の掃討や、 王国軍の再編にあたってくれている。

ドゥドゥー
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……無論、その報告は殿下にも 絶えず届いているわけだが。

ドゥドゥー
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ご無理をなさらぬよう、 おれがしっかりと見ていなければ……。

ドゥドゥー
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……先生も、どうか殿下を頼む。 あの方は目を離すとすぐに無茶をする……。

フェリクス

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フェリクス
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……叔父上から、父の遺品を受け取った。 武具や書物の類いばかりだったが、な。

フェリクス
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だが親父殿が……父上が、 本当に残したかったものは……。

フェリクス
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ディミトリを王にしてやるという 使命、なのかもしれない。

フェリクス
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……俺は、そう思っている。

アッシュ

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アッシュ
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王都を奪還したその夜に、 デアドラからの急使が届くなんて。

アッシュ
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クロードは、僕たちが王都を 取り戻すのを読んでいたんでしょうか。

アッシュ
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いや、偶然なら、凄すぎる話ですよ。 デアドラから王都までは何日もかかるのに。

アッシュ
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昔からクロードは、何を考えているのか よくわからない人でしたけど……

アッシュ
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いろんなことを見通されてるみたいで、 何だかちょっと怖い気もしてきます……。

シルヴァン

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シルヴァン
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水上都市デアドラ…… 綺麗な街だってよく聞きますよ。

シルヴァン
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どうせ行くんなら、戦争なんかじゃなく、 女の子と2人での旅が良かったですねえ。

シルヴァン
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え、俺が、あんたと? いやあ…… 流石に、その発想はなかったですねえ……。

シルヴァン
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え、本当ですか? やったー! じゃ、精一杯生き残るとしましょうかねえ。

シルヴァン
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あっははは、先生は酷いなあ……。

メルセデス

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メルセデス
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王都にはね、私の養父が住んでいるのよ~。 この間、少し顔を見てきたのだけれど……

メルセデス
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王都がコルネリアの支配下にある時には 彼女に媚びへつらってたみたいで……

メルセデス
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だけど、私たちが王都を取り戻した後は、 王国に恩を売ろうとあれやこれや~……。

メルセデス
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そうね~……生き残っていくためには 必要なことなのかもしれないわね~……。

メルセデス
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そうなの、本当に困った人なのよね~。 商人らしいと言えば商人らしいのだけど~。

メルセデス
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どんな世の中になっても、養父のような人は いなくならないのでしょうね~。

アネット

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アネット
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デアドラかあ……。 あたし、ずっと行ってみたかったんです。

アネット
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ほら、ファーガスの街って、 要塞の一歩手前、みたいなのが多いから。

アネット
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“水の都”っていう響きだけで、もう、 何となくおしゃれな感じがするというか。

アネット
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戦争が終わったら、 みんなで遊びに行きたいなあ、なんて。

イングリット

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イングリット
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リーガン家が主体となって 同盟内の勢力を糾合している、か……。

イングリット
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昔からクロードは 掴みどころのない男でしたから……

イングリット
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彼が立派に盟主を務めている、と聞くと 何だか不思議な感じがしますね。

ローレンツ

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ローレンツ
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助けを求められたら見捨てられない……か。 ディミトリ君も随分と甘い男になったな。

ローレンツ
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だが、物事の本質を見抜けていないようだ。 彼は重大な誤認をしている。

ローレンツ
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クロードがディミトリ君に助けを求めた? ……違うな。そうではない。

ローレンツ
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そうじゃない。 先生もわかっていないようだな。

ローレンツ
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そうじゃない。 先生もわかっていないようだな。

ローレンツ
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そうだ。物事を表面だけ見て判断しては、 真実を見誤るという、いい例だな。

ローレンツ
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即ち……クロードは、ここに僕がいることを 知っていて援軍を求めてきた。

ローレンツ
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つまり、遠回しに僕に泣きついてきたのさ。 ディミトリ君ではなく、この僕にね!

ローレンツ
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助けを求められては、見捨てられないな。 仕方ない、助けてやろうじゃないか!

ラファエル

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ラファエル
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クロードくんを助けに行くんだってな。 随分会ってねえけど、元気かなあ。

ラファエル
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オデ、先生を信じてこっちについたけど、 クロードくんが嫌いなわけじゃねえんだ。

ラファエル
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そうだなあ。宴会が好きだったぞ。 何かあるごとに、宴だあって言ってよお。

ラファエル
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ああ、そうだな。クロードくんは誰とでも すぐに仲良くなっちまうような奴だったぞ。

ラファエル
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同盟がどうなろうと別に知らねえけど、 クロードくんには死なねえでほしいなあ。

イグナーツ

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イグナーツ
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とうとう同盟領が 戦場になってしまいましたか……。

イグナーツ
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あ、別に今まで、同盟領内で 戦いがなかったわけじゃありませんけどね。

イグナーツ
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諸侯同士の小競り合いとか、パルミラ人の 侵入とかは、今まで何度もありましたから。

イグナーツ
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だけど、帝国軍による本格的な侵攻となると 意味合いが全然違ってきますよ。

イグナーツ
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実家が戦争に巻き込まれないか不安です。 上手く帝国軍を撃退できると良いんですが。

リシテア

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リシテア
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すでに帝国の侵入を許しているなら、 親帝国派諸侯はもう動けない。

リシテア
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コーデリア家とグロスタール家は、 蛇に睨まれた蛙です。

リシテア
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となれば、クロードに協力しているのは、 おそらく……

リシテア
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地理的に全軍投入は難しいと思うから、 援軍もあまり期待できないかもしれません。

リシテア
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エドマンド伯は、お金は出しても 兵は出したがらないから、どうかしら。

リシテア
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間違いなく援軍を出しているはずですね。 あそこの当主はクロードが大好きだから。

リシテア
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何にせよ、動員できる兵力が少ない上に、 グロンダーズでの損害もありますし……。

リシテア
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帝国軍を相手に同盟軍がどれだけもつか。 救援を急がないと手遅れになりますよ。

マリアンヌ

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マリアンヌ
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ディミトリさんとクロードさんが 敵対しないでくれて良かったです……。

マリアンヌ
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私が同盟諸侯の娘だから、というのも もちろん、ありますけど……。

マリアンヌ
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同じ学校で学んだ者同士で戦うなんて、 悲しいですから……。

ヒルダ

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ヒルダ
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折角、フェルディアを取り戻したのに、 お買い物もできませんでしたよー。

ヒルダ
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戦争が終わって、街も復興したら、 改めて遊びに行きたいなー。

ヒルダ
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その時は、先生も一緒に行きましょうね?

ヒルダ
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ほんとに? 嬉しい! あ、でも、そんなことより……

ヒルダ
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今、クロードくんが、大変なんでしたっけ! たぶん、あたしの実家も巻き込まれてます!

ヒルダ
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先生の力で、何とかしてあげてください! 大丈夫、先生なら勝てる! えいえいおー!

レオニー

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レオニー
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王都を奪還したと思ったら、 今度はデアドラか。

レオニー
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まったく人使いの荒い王子だな。 いや、もう王様か? どっちだっけ。

レオニー
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まあ、わたしにとっては、ディミトリは ディミトリだ。どっちでもいいや。

セテス

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セテス
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コルネリアがレアを捕らえている可能性も 考えていたのだが……外れたようだな。

セテス
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次に戦うことになるアランデル公は、 元々は敬虔なセイロス信徒だった貴族だ。

セテス
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いつからか寄進も途絶えてしまったが、 あの男なら、何か知っているやも……。

フレン

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フレン
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クロードさんを助けに行くそうですわね? とっても良いことだと思いますわ!

フレン
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グロンダーズの会戦では、 敵対してしまわれたでしょう?

フレン
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わたくし、とっても悲しかったんですのよ。 昔の関係に戻れると良いですわね!

ハンネマン

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ハンネマン
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コルネリアか……格別に懐かしい名だった。 彼女はかつて帝国で学んでいたのだ。

ハンネマン
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ちょうど我輩が貴族をやめ、 帝国を去った頃……

ハンネマン
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彼女もまた帝国を出て、 王国へ行ったと記憶している。

ハンネマン
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そして、かの地で流行り病を 食い止めてみせ、王の信任を得たという。

ハンネマン
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立派な学者だった彼女が、あのような凶行に 及ぶとは、時の流れとは残酷なものだな。

マヌエラ

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マヌエラ
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そういえば、死神騎士を覚えている? あたくしを刺した男よ。

マヌエラ
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彼は今、帝国軍の将として、 縦横無尽に戦場を駆け巡っているそうよ。

マヌエラ
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残念ながら、デアドラを攻める帝国軍の 中にはいないみたいだけれど……

マヌエラ
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いつか、あたくしの目の前に現れたら…… 必ずお返ししてあげるわ!

ギルベルト

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ギルベルト
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王都を奪還した今、殿下、ではなく 陛下、とお呼びしたいところなのですが……

ギルベルト
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自分はまだ戴冠を受けたわけではない、と 頑なにそれを拒まれるのです。

ギルベルト
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ですがこの戦が終わり、 教団より戴冠を受けたその時には……

ギルベルト
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陛下、と、お呼びできるのでしょうか。 感慨深いものがありますね。

ギルベルト
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……さて、私は密偵の報告を聞かねば。 実は少し、気にかかることがありまして……

ギルベルト
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確実な情報が掴めた時に、 改めて報告させてもらうつもりです。

アロイス

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アロイス
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いよいよ帝国との決戦……! と、気合を入れていたのだが……

アロイス
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ここでデアドラに向かうことになるとは。 いやはや、想定外だった……だが……

アロイス
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女神に剣を捧げた騎士として、救援を求める 者たちを放っておくわけにはいかんからな。

カトリーヌ

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カトリーヌ
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アタシらもレア様の捜索を続けてるが、 現状、まだこれといった情報はない……。

カトリーヌ
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……アランデル公って言やあ、 皇帝の実の伯父で、帝国の摂政なんだろ?

カトリーヌ
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デアドラで奴をぶっ倒せば、 何か手がかりが得られるかもしれないな。

シャミア

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シャミア
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クロードか……あの年の生徒の中でも、 ひと際、頭の回転が速かった。

シャミア
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それに常識に囚われないというか、 フォドラの枠にはまらん奴だったな。

シャミア
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救えるものなら、救いたいが……

シャミア
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そうだな。 きっとそれも奴の計算どおりだろ。

シャミア
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フ……まあそうかもしれん。

ツィリル

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ツィリル
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はあ……どうせ同盟領に行っても、 レアさまは見つかりません。

ツィリル
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クロードなんて放っておいて、 早く帝国領に攻め込めばいいのに……。

ツィリル
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あ、同盟領を攻めてる帝国軍に勝たないと、 帝国領には行けないのか。

ツィリル
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うーん、じゃあボクも頑張ります。 本当は、クロードのことも嫌いじゃないし。

門番

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門番
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お疲れ様です! 本日も異常なしであります!

門番
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デアドラは“水の都”の異名を持ち……

門番
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まるで海に浮かぶような街並みと、 大きな港が特徴の美しい都市です。

門番
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平和な時代であれば、楽しい旅に なったでしょうが……ご武運を!

怪しい商人

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怪しい商人
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ここで手に入らない品でも、 地下では手に入れられるかもしれませんな。

怪しい商人
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……ガルグ=マクの地下をご存じない? あそこは、地上にいられぬ者の楽園ですぞ。

修道士

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修道士
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アビスの連中め……日頃から 問題ばかり起こしおって。

修道士
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いっそガルグ=マクの地下を丸ごと 掃討してしまうほうがいいのかもな……。

兵士

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兵士
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同盟領の東方、フォドラの喉元を越えると、 そこはもうパルミラの領土です。

兵士
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東部国境に接するゴネリル家は、同盟随一の 武勇を誇るホルスト卿を擁していますが……

兵士
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パルミラ人の見張り役を使命とする彼が、 ゴネリル領を離れることはないでしょう。

職人

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職人
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俺たちは戦場には行けねえが、 ここで一緒に戦ってる気持ちでいるんだ。

職人
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少しでも役に立てるよう協力するから、 あんたも思い切り戦ってきてくれよな。

商人

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商人
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そうですね……王都の復興には、 まだしばらく時間がかかると思います。

商人
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けど、まだ王都は、死んじゃあいない。 フェルディアの民は、何度でも立ち上がる。

商人
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……見ていてください。きっとすぐに、 元どおりの街にしてみせますから!

商人

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商人
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デアドラが攻められていると聞きましたが、 ジュディット様はご無事でしょうか……。

商人
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いくら“ダフネルの烈女”と讃えられる 侯爵でも、帝国の大軍を前にしては……。

商人
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うう、ここでご無事を祈るしかないのが もどかしいですね……。

セイロス騎士

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セイロス騎士
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今節、我々はミルディン大橋を拠点とし、 可能な範囲で大司教猊下の捜索に当たる。

セイロス騎士
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今ある情報を総合すれば、 やはり一番怪しいのは帝都だろうが……

セイロス騎士
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傀儡当主の立つフリュム領、 当主が失脚し行方を眩ませたエーギル領……

セイロス騎士
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今の帝国には、きな臭い場所が山ほどある。 探っておくに越したことはない。

セイロス騎士
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……だが、同盟救援にあまり時間を かけられても困る。迅速に、頼むぞ。

セイロス騎士

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セイロス騎士
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はあ……盟主は虫が良すぎるし、 王子は人が良すぎやしませんか?

セイロス騎士
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グロンダーズでは殺し合った相手ですよ? 私の同僚も、同盟兵にたくさん殺された……

セイロス騎士
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……いえ。文句を言うのはやめておきます。 この遠征は戦略上、意義のあるものですし。

セイロス騎士
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みんなはすっかり乗り気ですけど…… 思うところがないとは……言えませんよ。

市民

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市民
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空腹の英雄、凡将に及ばず……この格言、 知ってます? ま、私が考えたんですけど。

市民
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お腹が空いてたら実力を出せませんからね。 しっかり食べて体力をつけてくださいな。

ユーリス

link 蒼月の章
ユーリス
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地獄の底から蘇った王によって、 圧政者は討たれ、人々は解放された……。

ユーリス
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まるで英雄譚だな。少なくとも、 下々のもんにとってはそう見える。

ユーリス
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貧しい奴らが本当に必要としていたのは、 ブレーダッド家の正統な後継者じゃない。

ユーリス
volume_up

今、食うにも困るような苦しい状況を とにかく何とかしてくれる誰か、だ。

ユーリス
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下々の連中が「王様」をどう捉えるかは、 あいつの頑張り次第ってとこだろうな。

ユーリス
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……とはいえ、まあ今のディミトリなら 何だかんだ上手くやってくれる気もするよ。

バルタザール

link 蒼月の章
バルタザール
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いよいよ同盟領が戦場になっちまったな。 相当深いところまで攻め込まれてるらしい。

バルタザール
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幸い、アダルブレヒト領はまだ 無事のようだが……時間の問題かねえ。

バルタザール
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おうよ、“辣腕摂政”だろうが何だろうが このおれがまとめて畳んでやらあ!

バルタザール
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いや待て待て逸るな。 こっちもそれなりに準備が必要だろうがよ。

バルタザール
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急がなきゃならねえ、だが負けちまったら 元も子もねえ。しっかり支度しておこうぜ。

コンスタンツェ

link 蒼月の章
コンスタンツェ
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魔道学院の方々はご無事でしたようで、 私、すっかり安心してしまいましたわ。

コンスタンツェ
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彼らは皆、フォドラの未来を担う素晴らしい 人材。失うわけにはいきませんもの。

コンスタンツェ
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ええ! 魔道の未来は明るいですわね! 我が家の未来も開けると良いのですけれど!

コンスタンツェ
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その代わりに、魔道の明るい未来を 守ったということで妥協しておきますわ!

コンスタンツェ
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さあ、次は同盟の救援に向かうのでしょう? ほほほ、貴方も私の活躍に刮目なさいな!

ハピ

link 蒼月の章
ハピ
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昔っからさ、賊が出たとか、貴族同士が 争ってるとか、そーいう話って……

ハピ
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まったく絶えなかったじゃん。 平和じゃないと思ってた。

ハピ
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けど、平和だったんだね。 戦争が起こって、初めてわかるし。

ハピ
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そー考えると、ハピの生まれた里は、 めっちゃくちゃ平和だったのかな。

アンナ

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アンナ
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あら、先生。 最近どう? 儲かってるかしら?

アンナ
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ゆっくりお話したいところだけど、 こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。

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アンナ
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あら、先生。 最近どう? 儲かってるかしら?

アンナ
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ゆっくりお話したいところだけど、 こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。

link
アンナ
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あっちもこっちも物騒で、 行商仲間も困ってるみたい。

アンナ
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早くみんなが笑顔で商売できる時代に なるといいんだけどね。

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クエスト: アビスの噂
クエスト: アビスの噂
クエスト: アビスの噂
アンナ
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……アビス? 先生、そんな場所に興味があるの?

アンナ
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ガルグ=マクの地下に広がる古代の遺構…… それがアビスよ。

アンナ
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勝手に住み着いてる人たちもいるけれど、 お察しのとおり訳アリな人ばっかり。

アンナ
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真っ当な商人なら、まず近寄らないわね。 先生も足を突っ込まないほうがいいわよ。

番人

link 蒼月の章
番人
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先生、お疲れさんです。 ここは本日も異常ありですよ。

番人
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次はデアドラですか? 懐かしいなあ…… 俺、あの街で育ったんです。いい街でした。

住人

link 蒼月の章
住人
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なんか、あっち行ったりこっち行ったり、 軍隊って大変なんですね。

住人
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前に街で新兵の募集をしてたんですけど、 毎日の飯につられなくてよかったです。

住人
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緩やかに死に向かってる気もしますけど、 俺、ここの生活、好きなんですよね。

修道士

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クエスト: 墓前に花を
クエスト: 墓前に花を
クエスト: 墓前に花を
修道士
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……! 君は、ジェラルト殿の……。 そうか……母君に、よく似ていますね。

修道士
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君のご両親とは、古い知り合いでしてね。 ぜひ君とも話がしたいと思っていたのです。

修道士
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しがない修道士ですよ。 君のご両親とは、古い知り合いでしてね。

修道士
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ですが……故あって私は、この大修道院を 離れなければならなくなりました。

修道士
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さしあたって一つ、君に頼みがあるのです。

修道士
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彼女の墓前に供える花を、 摘んできてはもらえませんか?

修道士
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他でもない君が摘んできた花ならば、 きっと、彼女も喜ぶことでしょうから。

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クエスト: 墓前に花を
修道士
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ありがとうございます。ああ…… この花は、彼女が生前好きだった花です。

修道士
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……これで、思い残すことはもうない。

修道士
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さて、私はそろそろ行きましょう。 ベレト先生、どうか息災で。

修道士
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彼女の分まで、ジェラルト殿のことを 大切にしてあげてくださいね。